2017/2/14 17:46:44

マルチーズの気になる口臭…歯周病予防してお口の中から健康に!

    1.お口のトラブルは身体の不調のサイン

    口臭だけじゃない

    photo by Abby Lanes

     見た目がかわいらしくとても魅力的な愛玩犬として最高のマルチーズ。ですが、にっこり口を開けて笑った瞬間とんでもない悪臭が口から…なんて事になりますとがっかりしますよね。
     
     その口臭は、もしかすると歯周病の始まりかもしれません。歯周病はただ単に口臭を生み出すだけの病気ではなく、人も犬も共通して深刻な病気であるのです。
     歯周病により、心臓、肺、腎臓などの臓器への悪影響があるとされている為、口腔内の不調は様々な病気の窓口になりかねないと言われています。
     
     口腔内の細菌は、全身の健康の関係性があると言われ、研究がすすめられており、歯がいかに重要である事がわかります。
     ただの口臭だからと言って放置してしまうと、取り返しのつかない事になりかねませんのでマルチーズの為にも注意しましょう。

    犬は虫歯になりにくい!?

     歯医者へ行く際、大抵の人は虫歯治療の為という方が多いでしょう。ですが、逆に犬が虫歯治療で獣医師のもとへ行く、という話はあまり聞いた事ないかと思われます。
     これは、犬と人の口腔内のつくりが異なっている為、人は虫歯になりやすく、犬は虫歯になりにくいという事実があるのです。
     人と犬、口腔内がどう違うかと言えば以下の二つがあげられます。
     
     ・犬の唾液がアルカリ性
     →人の唾液は酸性である為、口の中で糖質を発酵させて虫歯菌にし、その虫歯菌が歯の表面を削っていく。
     逆に、犬の唾液はアルカリ性である為、虫歯菌を繁殖させにくい口内環境となっている。
     
     ・歯の形状
     →人の歯は、箱のような形であり、なおかつくぼんでいる為、虫歯菌がたまりやすい。一方、犬の歯はとがっている為、例え虫歯菌が繁殖されたとしてもたまりにくい。
     
     人と犬の口腔内の根本的な違いは以上ですが、こうしてみると犬の口のトラブルは起きにくいように思えます。
     
     ですが、ここで注目すべき点は【犬の唾液がアルカリ性】である事。アルカリ性は、虫歯菌を繁殖させにくいのですが、歯周病のもととなる菌を繁殖させやすいのです。
     特にあごが小さいマルチーズは歯が詰まっている為、特に歯周病になりやすいと言われております。
     歯垢が歯石に変わるスピードは人間の5倍の早さと言われている為、油断は出来ないでしょう。

    2.歯周病になるまで

    歯石と歯垢の違い

     ・歯垢
     口腔内にあるたくさんの細菌が歯の表面に付着し、この細菌を中心にして食べかすなどの汚れが固まったものを指す。粘着性がある為、生活している上で簡単にとれる事はない
     
     ・歯石
     溜まっていった歯垢が、唾液の中のカルシウムを取り込み石灰化させたもの。歯石は歯の生え際に付着している事が多い為、常に細菌のなどの汚れが歯茎に密着しているという状態になる
     
     歯石の項目を見ればわかる通り、歯石が常にたまっているという事は、同じように歯茎への負担が常にかかっているという事です。
     この歯茎への負担が蓄積していく事で、本格的に歯周病という病気になっていくのです。

    顔に穴があく!?

     歯茎と歯の間にできた歯垢や、歯石の中にある細菌の成分により、歯茎は次第に炎症していきます。
     
     歯茎が炎症すると、腫れている為、歯と歯茎の間に隙間が生じ、その隙間に、菌が入り込んでいきます。
     入りこんだ菌が更に炎症させ、歯茎は完全に【歯周病】へとなっていくのです。
     
     歯周病が重症化していくと、歯瘻(しろう)が発生します。
     この歯瘻というものは大変恐ろしいもので、歯の根元まで菌が侵入すると、炎症が進行して皮膚や骨を溶かし始めます。すると、目の下の頬の部分に穴があいてしまうのです。
     
     頬のあたりが腫れていたりするのを見て、ただのおできと判断し、放置してしまう飼い主さんも少なくはありません。
     特にマルチーズの顔周りは被毛が密集している為わかりづらいかもしれませんが、もしも腫れているようでしたら、それは内側から腫れている証拠ですので、ただちに病院へ行きましょう。

    3.歯周病予防をして健康な歯に

    歯磨きはしっかりと

     基本の歯磨きは、毎日が難しければ週に3~4回するようにしましょう。
     
     【道具】
     ・犬用の歯ブラシor人間の幼児用の歯ブラシ
     ・歯ブラシが嫌いな子はガーゼで代用
     
     【手順】
     
     1,動かないようにマルチーズを足の間に挟むなどして固定します
     
     2,口を少し開け、まずは指で歯をなぞってみましょう。この時、マルチーズにストレスを与えない為にもマッサージをする要領で優しく言葉をかけてあげます
     
     3,慣れてきたら歯ブラシで歯の表面を優しくこすり、歯茎部分も撫でるようにこすります
     
     4,前歯から奥までしっかりと磨きましょう
     
     歯磨きをする際の注意点として、歯ブラシは濡らす・強く磨かない・絶対に叱らない、以上3つがあります。
     マルチーズが動いてしまうせいで、歯磨きをちゃんとできないからといって叱る飼い主さんが中にいますが逆効果です。最後の【叱らない】という行為だけは絶対にしないようにしましょう。あくまでも大好きな飼い主さんとのスキンシップの一つとして思わせるのです。
     
     また、歯ブラシが苦手という子には、ガーゼで代用する方法もあります。指にガーゼを巻き付け、上記の通りの順序で行うようにすれば良いでしょう。

    硬い物を与えて歯磨き効果!

    photo by Julianna

     犬の歯の形は牙になっているため、獲物の硬い皮膚や筋肉をかみちぎることで歯垢や歯石は落ちます。しかし家庭で飼われているマルチーズにそんな機会はありません。
     
     ドライフードではなく缶詰のような柔らかいドッグフードが流通するようになってから、歯垢や歯石がそぎ落とされる機会がなくなってしまい、この食生活の変化が、急激に歯周病が発生する要因となってしまったのです。
     
     歯磨きはもちろんのこと、普段から与えているものを、歯垢がとれるようなドライフードやおやつ、または固めの縄でできたおもちゃに変えるだけで、さらに歯周病予防になるでしょう。

    ヨーグルトで歯周病予防!?

     ヨーグルトと言えば、なんとなく胃腸に優しく良い影響を与えるようなイメージを抱いているでしょう。
     実は、このヨーグルトの中に含まれる乳酸菌が、歯周病に大変効果的なのです。
     
     実際、ヨーグルトを適量マルチーズに与え続けていった結果、口臭の改善が見られた、などといった報告が上がっているのです。
     これは乳酸菌が口内を酸性にし、歯周病菌に対して効果を発揮する為と言われております。
     
     しかし、この場合ヨーグルトを与える際は水などで少し溶かす・無糖のものにするなどといった点に気を付けなければなりません。
     これらを守った上で、ごはんのあとなどに与えるようにしましょう。

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